「なかよし小鳩組」


荻原 浩 著 「なかよし小鳩組」 読了。
★★★★★★☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)

倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。
ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、
というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチの
コピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。
社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが―。
気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。


かわいいタイトルとゴリラーマンを彷彿とさせるインパクトある表紙で、
Amazonでは違うバージョンぽい)
本屋に行くたびに気にはなってたんだけど、
背表紙のあらすじ紹介を読んで購入。


仕事のハナシと私生活のハナシ、
ユーモラスな部分とシリアスな部分、
それぞれが絶妙のバランスで、
ほんとに気持ちよく笑えて泣ける話だ。


ラストは思わずじ〜んときた。


なんかこの感じ・・・


・・・浅田次郎風・・・?



そういや読み終わってから知ったけど、
小説すばる新人賞を取った「オロロ畑でつかまえて」の続編なんだね。


そっちも読んでみよう。


それからちょっと敬遠していた「噂」もこの人の著書だった。


こっちも読んでみよう。



おすすめ。