やればできる子です。

もう全然もしかしなかったね、昨日。

でもようやく怒濤の4日間が終わった。
ヒサビサに仕事に浸かった・・・。
もうビチョビチョです。


ジュール・ヴェルヌ 著「十五少年漂流記」読了。

あー、ヤバイ。

なにが仰天ってオレの記憶力がヤバイ。
これ確かにちっちゃい頃読んだハズなのに、
ここまで全く覚えてないとは・・・。

そりゃぁ15人の少年が無人島流れついて・・・
っつうのは覚えてる、っつうか知ってるんだけどさ。

その他のデキゴト、全て忘れてたね。

まぁ、でも、よってもって、ナカナカ楽しめた。

でもあれだ。

児童ブンガクって教訓クサくていけませんね。

困難にブチ当たっても、仲間と協力して、いつも明るく楽しく、
工夫をこらして、困難を乗り切れば、きっといいことがある、
みたいな。

どうせ小説なんだからもっとすごい事件やら、冒険にしちゃえばいいのに、
って思っちゃうね。
無人島にいるクマとの戦い、とか。
だんだん数が減ってって、最後は1人になっちゃう、とか。
実は島に絶滅したハズの恐竜がいた、とか。
遺伝子操作で恐竜を作ってるハカセがいた、とか。
島に住む猿は実はかつての人間で、島はNYのエリス島だった、とか・・・

・・・。

もしくはね、最後に、国に帰った子供達がその後どうなったか、書くとかね。
あのスタンド・バイ・ミーの最後みたいにさ。

「ドノバンはその後優秀な成績で高校に進学したものの、
持ち前の勝ち気な性格がたたって、地元のヤンキーに撲殺される。」とか・・・。


「ブリアンは島での生活と同様、どこへ行っても人望が厚く、
成績は中の中程であったものの、やがてはフランス人初の合衆国大統領と
なった。」
とかとか・・・。


まぁでもきっと、小学生のオレは、ドキドキワクワクしながら
読んだんだろうなぁ。

夏の間に読むにはいいですよ。

なんつっても原題は「2年間の夏休み」らしいから。