休日出勤。

gougejp2005-03-22

土曜日は休日出勤でした。


これがまた雲ひとつないいい天気。
ほんとオレが休日出勤する時はよく晴れるの。


で、


こんな日に出社はあまりに悔しいので、
今度は会社までチャリで行ってみた。



そしたらね、結構チャリって速いのな。


オレのチャリなんてね、マウンテンバイクっつうくらいだから
もうかなり本格的な山向けでね。


タイヤとか超ぶっとくて、当然ブロックタイヤで、
フレームとかももう街では必要以上に太くて重いわけ。


そんでもね、


大体六本木まで15分、丸の内まで30分。
で、会社まで45分なの。


ドアtoドア45分ってこれ、


電車と変わらない。



チャリ通できるかも。


とか思った。



しかも途中で通る皇居周辺とか、はじめてマジカ通ったけど、
スゴイ気持ちよくてね。


なんだか都心とは思えないくらいきれいな緑と、
だだっぴろい道と、城跡の不思議な光景が、
やけにコントラスト強くて、外国みたいに感じるのな。


あの辺マラソンとかしてる人の気持ちがよくわかった。



ま、でも実際チャリ通はね、オレの場合結構多摩センターまで移動、直帰。
とかあるのでね、


一回でも多摩センターまで移動、っつうのが入ったら、
たどり着く前にその日は終わるの。きっと。



しかもなんか他にも休日出勤してるオッサンがいてね、
この時期にTシャツ汗だくで仕事してるオレ見て、
かなりヒいてた。



福井 晴敏 著 「亡国のイージス(上)」読了。

内容(「BOOK」データベースより)
在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。
最新のシステム護衛艦"いそかぜ"は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。
交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った"楯"が、
日本にもたらす恐怖とは。日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した長編海洋冒険小説の傑作。


終戦のローレライ」映画化で話題の福井春敏。


終戦のローレライ」は全4巻と長いのでとりあえずこっちから。


詳しくは下巻読んでからだけどちょっとだけ。



小説家の力ってね、人それぞれいろんなところに発揮するなぁなんて思ってね。


昔はもうストーリーとして面白い話書く人がスゴイ作家だったのね。
伏線張りまくりでどんでん返しの連続で、思いもよらない結末に仰天っ、みたいな。


でも最近は、いかに登場人物を豊かに描くか、みたいなところにも、
「作家のチカラ」をスゴク感じる。


おもわず登場人物みんなを好きになっちゃって、
物語にぐいぐい引き込まれる。
いや、感情移入せずにはいられない。


そんな力がある作家だなぁ、と思います。



ハナシ的には、「沈黙の艦隊」を彷彿とさせる。今のところ。



しかしこの本文庫にしちゃ高い・・・。