「模倣犯(5)」
宮部みゆき 著 「模倣犯(5)」読了。
★★★★★★★★☆☆
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
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正直今まで宮部みゆきって、そんなスキじゃなかったの。
たくさん読んでるけど。
なんか伏線がしっかりしてて、描写が緻密で臨場感あって、、
すごく読みやすいし、序盤は面白いんだけど、
後半がイマイチあっけない。
ぶっちゃけ、あそこまで売れるほどではないんじゃないか、と。
(あくまで個人的な感想)
とりあえずハズレはないので買っちゃうんだけど。
でもね、この「模倣犯」はスゴかったな。
確かに最後はいささかあっけない感じもしたけど、
この5巻のテンションはあ・じ・で・スゴイ!
たぶんこの5冊書き上げた瞬間宮部みゆきは
ぶっ倒れたんじゃないか、って思うほど
力こもってるねー。
これだけの物語を書くエネルギーってほんとにスゴイと思う。
よくこの登場人物一人一人の心情、一場面一場面の状況を
細かく描写していけるもんだ。
文庫本の発売がこれだけ遅くなったのもちょっと納得。
読み応え十分デス。
しかしこのボリュームをどうやって映画に盛り込んだんだろう。
観てみようかな。
映画版。
もうDVD出てる?
(これも5年かかったりして・・・)