「第三の時効」


横山 秀夫 著 「第三の時効」読了。
★★★★★★★★


出版社 / 著者からの内容紹介

04年「このミス」第4位の名作!
時効の発生は事件発生から15年。しかし容疑者が事件後海外に滞在したため、
7日間のタイムラグがある。F県警はこの間に容疑者を追いつめようと…。
サスペンスとドラマ、警察小説の傑作連作集。


ヒサビサに小説を読んだ。


もともと横山秀夫は大好きだけど、短編集ってあんま好きじゃない。
でも今回はオビに「横山秀夫の最高傑作!!」と書かれていたので手が伸びた。


結果。



まじ面白い。


まじで。



短編なんだけど、全編を通して舞台設定は同じで、
それぞれ主役が入れ替わる。


なのでそれぞれの人間はふかぁ〜く描かれていて、
これがまた超魅力的なんだよね。


そしてそれぞれの短編もほんとに練られていて、
見事な展開、短さを感じさせず濃厚。


で、なによりも横山秀夫のうまさっつうのかな、
それぞれの物語の終盤と後味がヨイ。


ぶっとおしで読ませます。



っつうかもっともっとこの登場人物達の
話が読みたい!


第三の時効 (集英社文庫)

第三の時効 (集英社文庫)



買いですヨ。