「八月の博物館」


瀬名 秀明 「八月の博物館」読了。
★★★★☆☆☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)

小学生最後の夏休み。少年トオルは、偶然に見つけた不思議な建物
「THE MUSEUM」で、謎の美少女・美宇に出会う。あらゆる時代と場所へ、
時空を超えて移動することが可能なこの建物の中で、過去のエジプトへ
飛んだ二人。しかしその冒険は、長く封印されていた邪悪な力を召喚し、
大人になった未来の自分自身さえも呼び寄せてゆく。
壮大なスケールで展開する、物語のワンダーランド。


本屋でね、よくあの店員が書いてるPOSっつうかハリガミでね、


「少年の心を忘れない大人に贈る最高の冒険小説!」


みたいに書いてあってね、


少年の心を忘れたくない俺は僕は思わず手にとってしまいました。


で、


確かにこの物語の設定・舞台とか背表紙のあらすじから考えるとね、
かなり面白い物語になっても良さそうなんだけど、
なんだかイマヒトツだった。


本の中にこの物語を書いている作家が登場するっていうからくりも、
なんか面白いようであまり効果があるようには思えなかったし、
物語のカギになっている古代エジプトの謎もなんだかピンとこなかったし、
とにかく場面描写、心理描写がぐっと来なかったなぁ。


って、コレやっぱりアレか?


少年の心忘れちゃってるってことか俺・・・?


八月の博物館

八月の博物館