Hank Jones Trio @ BLUE NOTE TOKYO
ちかごろつくづく思います。
やっぱり音楽や写真を生で見聞きするのは
とても大事で、贅沢で、幸せな時間の過ごし方だ、と。
っつうわけで今年はめんどくさがらずに、
たくさんいいものを見たり聞いたりしようと思う。
で、年明け早々。
1月5日。
生ける伝説、あのハンク・ジョーンズ爺がBLUE NOTEに来るというので
さっそく聞きに行きました。
ずいぶん前にパナソニックのCMに出てて、
ピアノの前で「やるもんだ!」っつってた黒人のおじいさんといえば
覚えてる人もいるかな。
なんと今年で90歳になるというのに、
全然そんな風に見えなくて、
ピアノの前に座ってる姿は生気に満ち溢れ、
なめらかに指が鍵盤の上を踊ってた。
肝心な演奏のほうだけど、
さすが「スタンダードの帝王」。
ほんとに聞きやすいスタンダード・ジャズのオン・パレードで、
やわらかい演奏がめちゃくちゃ気持ちよく、
1時間半が一瞬で過ぎていった。
まさに至福の時間。
今回はトリオで、デヴィット・フィンク、ジェローム・ジェニングというメンバー
だったのだけど、このジェニングのドラムもエネルギッシュで素晴らしかった。
年始早々こんないいライブが見れて、
今年はなかなかいい年になりそうです。
おみくじは「小吉」だったけど・・・