ケイゾク。

一昨日の「Can Cam」事件。
物議をかもしている。

あるお方の指摘によると、
「Can Cam」は「Can Campus」の略だとか。

「Can Campus」?
あー、なるほど。
じゃぁやっぱキャンキャンでいいのか・・・。

なんかあれだね。
大学生向けのファッション誌って感じね。
ちょっとさわやかだ。

・・・待てよ、オイ。

文法的に見て、オカシイヨ。
幼い頃よりアメリカに憧れ続けているオレはだまされんゾ。

助動詞Canの後には動詞が来て然るべきだ。
じゃなきゃ文にならない。

Campusは「大学構内」という名詞のハズだ。
動詞が省略されてるのか?

そうそう、よく省略される動詞と言えば・・・

「Yes, I do.」「I can do.」

おおー、「do」だ。doですよ。

ちなみに主語である「I」も省略されてるにチガイナイ。

よってもって、「Can Cam」はもともと、

「I Can Do (on) Campus」

の略だ。

つまり、

「私は学校でスルことがデキル。」

うーむ。

まぁ意図的に「する」をカタカナで書いてはいるが、
かなり卑猥(ヒワイ)だ。

しかしほんとにこんな不埒(フラチ)な雑誌なのか。




調べてみた。(大修館「Genius」)


驚愕の事実発見!ハケーン!

Campusには動詞もあった。

Cam-pus 動 他 (米俗)《〈学生〉を懲戒処分する》

つまり、Can Campusは
「学生を懲戒処分できる。」


はぁ?


学生運動に立ち向かう大学講師向け雑誌か。
懲戒処分になるほどギリギリのファッションやらカルチャーの雑誌なのか。

後者でありたい。

と、願う。

やはりCan Camはかなりアブナイ雑誌だ。
日々謎が深まる・・・。

一度買ってみよう。

女装して。



天童 荒太「巡礼者たち (家族狩り 第四部)」読了

スピード感がでてきた。
話が大きく動き出している。
このまま最後までつっぱしりたい、と思った。
よってもってオレの読むスピードまで加速している。
ノリノリ。(話はクライが。)