闘魂列伝。
今月の「Number」オモシロイね。
PRIDE特集。
世界の強い道場一覧とかヒョードルとかのインタビューも面白かったけど、
ナニゲによかったのが、前田日明の記事ね。
前田日明が今の総合格闘技の礎を築いたっていう。
読んでてスゲー懐かしかった。
で、そのころの写真とかもスゲー懐かしかった。
昔よくRINGS観に行ったなぁ〜って。
あの頃うちではWOWWOW入っててさ、RINGSだけはビデオ撮ってみてたもんね。
ヴォルク・ハンって選手がいてね。「コマンド・サンボ」の使い手で。
ほんでコマンド・サンボは軍隊が使うヒトを殺すための格闘技だ、つって
すげぇ恐れてた。
なんか顔とかも陰気で、殺気がヤバイの。
一度山手線の中で見かけたんだけど、周囲3mくらいに殺気放ってて、
ブキミだった。
実際めちゃくちゃ強かったけどね。
全盛期のヴォルク・ハンと今のノゲイラじゃどっちが強いんだろうか。
でもなんか今でこそ総合格闘技は人気あるけど、あのころのRINGSは地味だったの。
横浜アリーナとか観に行っても、寝技になるともう見えないの。
で、ずっと寝技。
アリーナの後ろの方からマッチ棒サイズのリング上で、ハダカの男二人がハーハー言いながら
くんずほぐれずしてんの観てんの。
見えないの。
で、いきなりキマッてたとかで終わっちゃうの。
ね。
で、だんだんオレも観なくなってきて、そのころK-1が始まったのかな。
でやっぱK-1の一発KO合戦みたいなのがウケたねー。
もうわかりやすいもんね。とにかく。
あのリングの演出もスゴカッタしね。
アリーナでも十分見えるし。
んで、K-1で女の子が格闘技好きんなって、ちょっと玄人好みになってのPRIDEだよなぁ、きっと。
PRIDEも最初の頃は見に行くともっさい男ばっかだったもんね。
しかもPRIDE1観たときは、この企画1で終わりダヨネとか話してたな、オレら・・・。
でも昔のRINGSの写真にはまだ若い佐竹とか、角田とか、ノゲイラとか、ヒョードル、出てた。
やっぱRINGSってすごかったんだな。
前田日明、ものすごい苦労してたんだねー。知らなかった。
なんかWOWOWとの契約で、前田日明がリング立たないと放映権料が入らなくて、
だかた膝とか靱帯いっちゃってたのにリングあがってた、とかさ。すげー。泣ける。
若干今のサクラバとカブったりして。
そしてやっぱショーであるプロレスから、リアルな「格闘技」へのキッカケを作った前田クンはエライ。
でも結構学生プロレスは好き。