ヴァイヨン。

なんかヒサビサにヒマだった。
この週末。


なんか、雨だと基本的にヒマ率が高くなる。
もう飲む以外にあんまやることもないし。



でね、たまにメールなんか来るとね、
TSUTAYAの半額クーポンだったりするわけ。


TSUTAYAはヤサシイな。と思った。


よってね、のこのこTSUTAYAになんか出かけってってね、
これもまたヒサビサに映画を観ました。



ミシェル・ヴァイヨン。」

リュック・ベッソンが脚本。

ストーリーはね、とりあえずフランスのカリスマ・レーサーが主人公なの。
で、その主人公のチームとライバル・チームがル・マン24時間耐久レースで
対決する、って話。
そしてライバル・チームは勝つためには手段を選ばない卑劣な奴らなの。


こういう風に書くとかなりウスッペライ話に聞こえる?



実際ウスッペライ。

かなり。



ただし、あくまでそれは「ストーリー」。


この映画の良さはそんなとこにはナイのよ。
とにかく映像がスバラシイ。映像と音。
DVD買おうかと思っちゃってるくらいですから。


もう予告編がTVで流れてるときから、かなり期待してたの。
ワイルド・スピード」みたいな、スッゴイスピードを体感できるような映像。
アドレナリン出ちゃうやつね。


でね、


実際観てみたら、スピード感もすごかったんだけど、とにかく映像がキレイなの。
映画のね、2時間の、ヒトコマヒトコマが写真のように美しいの。
その映像だけでかなり満足しちゃったね。


そして音もスゴイよ。リアルでね。実際のル・マンに参加して収録したんだとか。
DTSでね。ウーファーあったらもうスッゴイ。
うちの窓がビリビリ共振してますた。


ちなみにDTSって普通のドルビーデジタルより圧縮率が低くて音がいいらしい。
AVアンプとDVDプレーヤーが両方とも対応してないとダメなの。
ちなみにプレステ2はなんとこのDTSに対応しているのね。スゴイね。
あんなやっすいのにね。


でね、


もうその映像と音で完全に満足なの。
それだけでストーリーの薄さを十分カヴァー。


でもね、さらに付け加えるならば。


主人公がもうスーパーカッコイイ。
そしてその回りの連中とかね、出てくる女の人とか。
もうみんなカッチョイイー!


そもそも主人公の名前が「ミシェル・ヴァイヨン」で、チーム名が
「チーム・ヴァイヨン」なの。


つまりね、ヴァイヨン家は超お金持ちなの。
そんなヨーロッパの貴族みたいなとこがまたすげぇかっこいいワケだ。
オサレでクールなワケだ。
もうとにかく


「オレもヴァイヨン家の一員になりたい。」


と思ってしまうワケだ。



そんないろんなワケで車が好きなら間違いなくオススメ。
でも車キライでもぜひ観て欲しい。


個人的には「タクシー」や「ワイルド・スピード」より全然イイと思った。