gougejp2004-10-12

週末、台風スゴカッタね。



っていうかスゴカッタらしいね。


実はオレあんまり被害にあってないの。


土曜日先輩の結婚式があったんだけど、全然降られなかったの。


行く時にはまぁそれなりに雨は降ってたけど、まぁ普通の雨の範囲。
で、結婚式終わって出てきたらもうやんでた。


なんだかこういうの、ちょっと肩スカシ。
「過去10年間で最大」とか
「超大型の超強力な台風」とか
言ってたから、
なんだかむしろその凄まじさに巻き込まれて
ぐちゃぐちゃにされたい。

なんてコトちょびっと考えてたのに。


そういう感覚ってない?
「毒を喰らわば皿まで。」みたいな。(微妙に間違い)




ところが・・・、


今日になって被害発覚。(甚大)


実はね、オレのバヤイ、金曜の夜は結構降られたの。
表参道で焼き肉など食ったんだけど、行きも帰りもかなり降ってたの。


で、革靴がかなりびちゃびちゃになってたの。
もう革靴の裏に穴が開いてるとしか思えないくらいの
びちゃびちゃっぷりだったの。


まぁ、そんでね、29歳になったとたんどしゃぶりだな、もう。
なんだかオレの人生みてぇだな、まったく。
みたいなコトを考えつつ、なんとか家まで帰ってね。
んで、すっかりその靴のコト忘れてたの。



で、今朝履こうとしたら、




超クサイ。(超強力。過去10年間で最大。)



復旧のメド立たず。



町田 康 著 「きれぎれ」読了。


著者はパンクロッカー。そして詩人であり俳優らしい。(知らなかった。)
内容は、浪費家で、酒乱で、趣味がランパブ通いという、
モハヤどうしようもない「俺」が、なんだかさらにさらに妄想に突っ走り、
ドツボにはまっていく、という話。


これってタブン本をゆっくり読む人にはツライんじゃないだろうか。
なぜかっていうと、もう句読点の切り方とか、改行とかがメチャクチャ。
かなり長い期間にわたって「、(てん」がなかったりする・・・。
あえてそれでコトバのスピード感をあおってるところがあって、
ゆっくり読んでたら完全に意味わかんないだろうな、って思った。


ビールの喉ごし、みたいなもんだと思う。


文体もそんな風に常識無視で、内容もなんだかもう感性のままって感じで、
だらだらだらだら続いていく。


「はぁ、なるほど、芥川賞だなぁ。」


って感じ。


タブン好き嫌いは相当分かれると思う。
でも1,2時間で読めるから、「物は試し」にドーゾ。


個人的には表現とか、テンポとかリズムが、椎名誠が書いたSF小説みたいな気がしたな。
椎名誠って、一般的にはワリと旅行記とかエッセーが有名だけど、
椎名誠の書くSFはスゴイんだよね。
むしろソッチをオススメ。