ヨイ週末ヲ。
いやぁ〜。スゴイね。
「負け犬代表。」みたいな扱いだったのに、
イキナリ日産コンツェルン創業者の御曹司と「超玉の輿婚」。
このニュースを聞いて、きっと世間の反応は2つに分かれる
のではないでしょうか。
「多少妥協して結婚しちゃったけど、ああなるよりはマシ。」と
杉田かおるを笑っていた団地妻系主婦の焦り。
「30過ぎちゃったし、ああはなりたくないから 妥協して結婚しちゃおうか」と
と思っていた独身女性にゆとり。
今週末もボード行ってきまつ。
東京も雪みたいね。
シェイマス・スミス 著「わが名はレッド」 読了。
内容（「BOOK」データベースより）
犯罪組織を裏で操る男レッド・ドック。
幼いころ親に捨てられた彼と弟は、荒れた修道院で凄惨な少年期を送る。
やがて弟は非業の死を遂げ、彼は誓った。
俺の人生を破壊した奴らを皆あの世に送ってやる、と。
20年後、レッドは誘拐した警官夫婦の赤子を利用し、親族への復讐を開始。
誰も予想だにしなかった究極の犯罪計画がついに幕を開ける…。
『Mr.クイン』でミステリ史を塗りかえた著者が放つ「史上最悪」の暗黒小説。
2003年「このミス」海外編3位。
「戦うベストテン2002」海外ミステリー編第2位。
と、かなり高い評価。
たぶん序盤は「何のために」、とか「どうしてこれをやるのか」、
っつうのがわからず、意味がわからなかったりするけど、
全てが後半にかけてキレイにまとまっていく様は爽快。
個人的には、『「史上最悪」の暗黒小説』
っていう紹介に惹かれたんだけど、
もっともっとワルであって欲しかった感あり。
だって「史上最悪」の「暗黒小説」だよ？
もっとモノスゴイ「悪」を想像するじゃん。
読むと祟られるくらいの。
レッド・ドックには最後までクールで優秀で、
完璧にワルいことをやりきってほしかった。
ミステリーが好きだったら必読。
