あーすまんながい。

gougejp2005-02-17

昨日ちょうど日付が変わる頃に家について、
テレビをつけたら世界選抜 VS 欧州選抜 なんていう
サッカーの試合をやってました。


スマトラ沖地震被災者のためのチャリティー・マッチ
だったんだけど、これがすごいメンツでね。


ベッカム、ラウール、ジダンデルピエロ、カカ、
アンリ、ナカタ等々。
そしてロナウジーニョ


まるでオレのチームみたい。(ウイイレ


そしてロナウジーニョはやっぱり顔もプレーもスゴかった。
翼くんみたいなオーバーヘッドやってましたよ。
ウイイレでもできないのに。(オレ)


まさにファンタジスタ。こーふんしますた。


「Football for Hope」っていうキャッチもいいし、
一日の疲れもふっとんだ。


仕事の後のスポーツ観戦ってなんだかいいやね。やっぱす。



末永 徹 著 「メイク・マネー!−私は米国投資銀行のトレーダーだった」
読了。


出版社/著者からの内容紹介

日本の金融機関を蹴散らし上陸した米投資銀行。金を愛せ!
弱肉強食の掟の中、巨万の富を稼ぎだした日本人凄腕トレーダーの手記


ええ。小説離れが進んでます。
なんか最近ノンフィクションがオモシロイ。


著者は東大法学部卒業後、当時「ウォール街の王」と呼ばれていた
ソロモン・ブラザーズに入社したトレーダー。
稼ぎまくって10年で退社し、今は麻布のマンションで悠々自適のプー生活、らしい。


こないだ読んだ「投資銀行残酷日記」とはまた全く違った投資銀行マンの話。
「残酷日記」ではまさに「投資銀行業務」の話だけど、これはトレーダー。


全然自慢くさくなくて、それでいていろんな事を知ることができてオモシロカッタ。
80年代後半から90年代後半までの、アメリカ、日本の経済の流れが俯瞰できます。


こうやっていろんな仕事や会社の中身、世の中のしくみを知るのが楽しかったりする。(イマサラ)



しかし証券用語、金融用語ってほんっとわかりにくいねー。


アービトラージデリバティブ、オプション、キャッシュ・アンド・キャリー、ワラント、金融先物取引


著者は「覚えておいても役立たない」と前置きしていたけど、
なんだかクヤシイので、重要なとこはページの端を折ったりして。


で、気付いたらモノスゴイ量のページ折ってあったりして。


覚えきれない。



ところで、この本ですごく印象に残った話があった。


近年のアメリカの異常な高額所得への執着について。



例えば生命工学の発展により、老化を止める新薬ができるとする。
1年老化を止める薬が1億で売られたとする。


ビル・ゲイツはほぼ永遠の命を得られるだろう。


そして、ビル・ゲイツはまた自分だけでなく、キリストの奇蹟のごとく、
誰かれとなく気まぐれに命を与えることができるのである。


命を与える者と命を乞う者の立場はまるで神と虫けらであり、
もはや同じ人間ではなくなる。


とかいう話。


ね。



収入の差が命を左右するとなると、コレはコワイ世界デスヨ・・・。