春ですか。

映画借りて立て続けに2本見た。



ドラムラインニック・キャノン主演。


内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
スポーツ競技のハーフタイムに披露される“マーチングバンド”を題材にした青春ドラマ。
天才ドラマー・デヴォンはその才能で大学の名門マーチングバンド部にスカウトされる。
だが自らの才能に溺れた言動や勝手な行動が、彼を部内で孤立させてしまう。


「マーチングバンド部」を舞台にした珍しいオハナシ。
こないだ表参道でいろんな大学のマーチングバンドがパレードしていたのを
見てちょっと感動したのと、なんか評価イイので観てみた。
オレもちょっとやってたし。昔。


まぁ内容としては、よくある話で、
才能のある主人公が挫折、友情、ライバル、恋愛を経験し、成長していく、って話。
まさに「トップガン」系。
ただ違うのは舞台が空軍でなく大学のマーチングバンドであること。


アメリカの学園モノを見ると、たいていアメフト部が人気のあるメジャーグループで、
吹奏楽部がイジメられっ子マイナーグループ。


でもこの映画を見ると、アメリカのマーチングバンド部ってスゴイ。
さすがエンターティメントの国、って感じ。
規模がデカイし、演奏もスゴイ。そして振り付けとかもスゴイ。
大学生のハズなのに、ダンサーとかもう「本物」感ただよってます。


いろんなスポーツを見たりやったりしてて思ったけど、
アメリカって、どんなマイナーなスポーツとか活動でも、
すっごいプライド持ってそれに打ち込んでる熱狂的なプレイヤーがいて、
そしてちゃんとそこに市場がある気がする。


マイナーがマイナーでなくなるくらい人が多いってだけなのか・・・。
でもその価値観の多様さ、裾野の広さがスゴイと思う。


だからこういうマーチングバンドとかも、すごい盛り上がり。


是非でっかいスピーカーで、ボリューム上げて見て欲しい。
あ、できればウーハーつないで欲しい。
圧倒的なドラムのビートにヤラれます。


あ、あと思わず泣きます。(恥)



ビッグ・フィッシュティム・バートン監督 ユアン・マクレガー主演


Amazon.co.jpより
死期が迫った父が、改めて息子に語り聞かせる人生の回想。
巨人とともに故郷を出て、サーカスで働きながら、あこがれの女性と結ばれる。
戦争へ行き、ひとつの町を買い上げる……。
何度も聞かされた父の話は、どこまでが本当なのだろうか?
異才ティム・バートン監督が、独自のファンタジック&ブラックなテイストに、
テーマとしてはストレートな感動に照準を合わせた快心作。


正直ズルズル泣くシーンはなかったけど、スゴイいい映画です。


ティム・バートンの映画は、「シザー・ハンズ」も
ナイトメア・ビフォー・クリスマス」も、かなり好き。
なんかファンタジックなんだけどちょいグロ。
グロいのにファンタジック。
似てる映画がない。


今作はグロさはやや抑えめ。
でもやっぱり出てくる登場人物がちょっと変なの。
それが「らしさ」なんだけど。


人生は見方一つ、ちょっとした味付けを加えるだけで
どんなにもスバラシく、面白く、波乱に満ちていて、
楽しく感じられるか、ということに気付かされます。


もし、ヒマな時間があったら是非観て欲しい。


もし、TSUTAYA行ってお目当ての「スパイダーマン2」や、
「エイリアンVSプレデター」が貸し出し中だったら観て欲しい。
(オレ)