暑い。

gougejp2005-05-20

ついに「スターウォーズ エビソード3 シスの復讐
が全米で公開された。


ジョージ・ルーカスによると、
いくらヒットしてももうエビソード7,8,9は作らない、
とのことなのでほんとうにこれが完結編となってしまう。


というわけで、全米では超お祭り騒ぎらしい。


午前0時1分に公開されたようだけど、どこも満席。
ニューヨークでは数百人が並んだとのこと。


それから、多くの人が映画を見るため会社を欠勤したおかげで、
専門家によるとこの2日間の経済損失が6億2700万ドル
(約658億3500万円)!!に登るらしい。


ほんとか。


しかしこのスターウォーズシリーズの邦題を並べると、


1見えざる脅威
2クローンの攻撃
3シスの復讐
4新たなる希望
5帝国の逆襲
ジェダイ復讐


なんだか攻撃、復讐、逆襲、復讐、となんかみみっちいケンカみたいだね。
やられたらやり返せ、みたいな。


そうそう、この最後のジェダイの復讐、
実はジェダイの帰還」が正しいらしい。


確かに原題は"Return Of The Jedi"。
なんで「ジェダイの復讐」だったんだろう。


で、調べてみた。


なんでも、もともとは原題も"Revenge Of The Jedi"だったらしい。
それを公開直前にルーカスフィルムが、「ジェダイは騎士なので復讐はしない。」
などと、そんなの最初に気づけよ、みたいな理由で"Return Of The Jedi"に変えたらしい。


日本語では興行的に「復讐」のインパクトが強い、とか、
プロモーションしちゃったあとだったので、とか両方の説があるけど、
結局「ジェダイの復讐」のまま上映したらしい。


まぁオレもちっちゃい頃、「ジェダイの復讐」なんて聞いて、
てっきりジェダイは悪いヤツだと思ってたりした。


で、内容的にも「復讐」ではあまりないので、
結局2004年秋に発売された旧三部作DVD-BOXをもって正式に
ジェダイの帰還」となったらしい。



常識?(恥)



まぁそんなことはどうでもいいけど、早く観たい!




伊坂 幸太郎 著 「オーデュボンの祈り」 読了。

内容(「MARC」データベースより)
警察から逃げる途中で気を失った伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。
翌日、島の預言者・喋るカカシが死体となって発見される。
未来を見通せるはずのカカシが、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?


陽気なギャングが地球を回す」の著者ね。



とある本屋でね、よく平積みの本のところに、
店員が書いた書評みたいなの突っ立ってるでしょ。


オレ結構あれ読んじゃうわけ。


で、そこの店員絶賛だった本。


なんでも、


「おもしろい小説を読みたかったら絶対読め。
この本は間違いなくおもしろい本です。」と。


で、期待しまくって読みました。


設定とか出てくる人物とかオカしくて、
メルヘン、ファンタジー、おとぎ話っぽいの。
でもやたらグロかったり残酷な表現も結構あって、
それが不思議な世界観を作ってる。


ティム・バートンみたいな。


謎解きや、教訓ぽい部分はちょっと陳腐な気もしちゃったけど、
この世界観が「伊坂ワールド」。



らしい。



電車の中で現実逃避するのにはいいかも。




個人的には「陽気なギャングが地球を回す」は
ムチャクチャ面白かったけど、これはちょっとツボが違う、かも。