恋愛も科学反応なのか。

gougejp2005-08-30

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000308-yom-soci

諫早湾干拓で漁民らの申請棄却。


まじありえない。遺憾です。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050830-00000180-kyo

暑苦しいタレント。


ほら、やっぱり朝からみ○も○たはキツいって。



池谷 祐二 著
「記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」読了。
★★★★★★★★☆☆


いやぁ〜、これまた面白い本に出会ってしまいますた。


俺ね、あんまり自己啓発本とかね、買わないの。
なんか当たり前のことしか書いてない気がしてね。


で、○○式記憶術とか、スーパー記憶術、とかそういうものもね、
やっぱり買わないんだよね。
なんかうさんくさいからね。


でもね、この本はちょっと違うの。


何が違うって、この本はね、脳のしくみからはじまって、
記憶とは何か、ってことをキワめて科学的に、合理的に、
そしてわかりやす〜く説明しているのね。


「記憶力を強くする」というよりは「脳と記憶のしくみ」の方が
タイトルとしては正しいと思うのな。


脳ってあのサイズの割にはスゴイ謎が多くて不思議で面白いよね。



で、すごく共感したのがね、


こう、人体とか生命とかって非常に神秘的なものだと思われてるけど、
「知れば知るほど物理化学の法則にしたがう機械だということがわかる」
ってところ。


ほんとにそう思う。


感情だって単に神経伝達物質による科学反応だもんね。


で、この本によれば、結局記憶でさえも細分化してみれば
ただの化学反応にすぎないの。


つまり、
「生命」という営み自体、単なる化学反応にすぎない
わけね。


その仕組みや精巧な作りが自然にできてる、ってことはウルトラ驚異だけどね。



あと驚いたのは、
記憶力は衰えるのではなく、年齢に応じた得意な記憶の仕方がある、ということ。


そして、記憶力は歳をとっていてもどんどん鍛えることができる、ということ。


例えばタクシー運転手は成人してから道を覚えるようになったハズなのに、
脳の中の記憶を司る部分、「海馬」が現に大きくなっている、とか。



それから、本当の天才というのは実はとっても少なくて、
たいていの人は記憶するコツ、勉強のコツを知っているだけだ、ということ。



なんだか勇気がわきますね・・・。



そしてこの著者がまたスゴイ。


県立高校を出て東大の薬学部に入り、大学、大学院ともに主席で卒業して、
現東大薬学部の助手らしい。


主席・・・。


っつうか少なくとも
お前は天才なんじゃないか、
って感じ。



まぁとにかく脳に興味があったら絶対に読むべきです。



とりあえずこの本は保存版にしとく。