8月が終わる。

gougejp2005-08-31

ついに8月も今日で最終日。


明日から9月だ。


いやぁ〜8月短かったなぁ・・・。


電車も学生で混んじゃうんだろうか。
あ、始業式ってまだか?



星野 道夫 著「ぼくの出会ったアラスカ」読了。
★★★★★★★★★☆


星野道夫って知ってるかな。
知ってるよね。
かなり有名だもんね。


アラスカの動物を撮り続けた写真家ね。
96年にロシアでヒグマに襲われて亡くなってしまったんだよね。


正直俺はね、ちょっと敬遠してたの。
なんかゴマフアザラシ(ごまちゃん)の写真とか、ちょっと女の子向けな、
ちょっとメルヘンチックな動物写真家、だと思ってたの。


でもこの本読んでみて、



申し訳ない気持ちでいっぱいです。



すばらしかった。



写真もすばらしかったが文章もすばらしかった。



写真はメルヘンチックなんてとんでもなく、
アラスカの厳しくも美しい大自然、そして荒々しい動物の野性が
ものすごい迫力をもって迫ってきた。


っていうかクマとか超近いし・・・。


なんかその一枚を撮るための「情熱」みたいなものがそのまま伝わってきました。



そして文章からは星野 道夫という人の温かい人柄、
アラスカで暮らすヒトビトの、素朴で純粋でまっすぐな生き方、人柄が伝わってきた。



どうしたらこんなシンプルな生活を選ぶことができるんだろう。



昔「リトル・トリー」ってインディアンの少年の話を読んだことあるけど、
その本を読んだ後みたいな、
柔らかいやさしい感動が体を包むね。


ぶっちゃけ、昨日の夜読み終わって、今日の午前中まで余韻が続いた。


そして今日星野道夫のWebを見て、鳥肌がたったね。


こんな言葉があった。



短い一生の中で


心魅かれることに


多くは出合わない


もし見つけたら


大切に・・・大切に・・・




しかしやっぱりオーロラは
「見ずには死ねないモノ」リストに入るな。


星野さんが企画して、本の中にも出てくる、
「こども達のアラスカキャンプ。」
http://homepage2.nifty.com/aurora-club/


星野さんんの亡くなった今も続いているのだね。


まぢで参加したい。
(対象:大学生まで)

ぼくの出会ったアラスカ (小学館文庫)

ぼくの出会ったアラスカ (小学館文庫)