ネーミング。

gougejp2005-11-11

今年も来年度のMTBが続々と発表されるよう時期。


で、各社のMTBを何気なく調べてたの。


そしたらね、アメリカの「Iron Horse」という結構コアな
MTBブランドがあるんだけど、
そこのフリーライドモデル、YAKUZAシリーズのネーミングが面白い。
http://www.pinkbike.com/modules/news/?op=articleview&id=2792


一番安い(安そうな)モデルが、「YAKUZA CHINPIRA」、
次が「YAKUZA BAKUTO」、次いで「YAKUZA WAKAGASHIRA」、
で、「YAKUZA ANIKI」、「YAKUZA OJIKI」、


で、一番高いモデルが


「YAKUZA KUMICHO」・・・。


組長・・・


で、これでもまぁ面白いんだけどさらに上が・・・


その名も


「YAKUZA KUMICHO TYPE R」!!


組長のタイプRって何だよ・・・。
インテグラじゃねぇんだから。(古)


しかもさらに調べると、「KUMICHO」のちょっと下くらいに


「YAKUZA SOHON BUCHO」


なるものが・・・。



ヤクザ 総本部長・・・!?


そんな役職あんのか、と思って調べると、
確かに5代目山口組には組長の下の執行部のトップとして
「総本部長」の名がある・・・。


うーむ、結構日本に詳しいじゃねぇか・・・(オレより)



そういやこないだのアルメリックのサーフボードも
日本の小波仕様のボードの名前は「SASHIMI」、
ロストというブランドの小波用のボードは「TATAKI」
っつうんだよね。


普通現地仕様の製品のネーミングを考える時ってさ、
現地のヒトビトが親しみやすい名前を付けるんだよね。



あんま親しみやすくなくね?



っつうかほんとにヤクザがいるところじゃ呼べねーよ。


「新しい組長どうよ?」とか。


それに「刺身」って名前のサーフボードにもできれば乗りたくないだろー・・・。



なんか外人が付ける日本っぽいネーミングってちょっとズレてておかしいね。




「ヤクザ 組長 TYPE R」。


ちなみに北米から日本にきた日産のムラーノ
ムラーノって「村野」かと思ったら、イタリアベネチア沖のアイランドで作られる、
ムラーノグラス」なるものから取ってるらしいね。



高野 和明 著 「13階段」読了。
★★★★★★★★☆☆

出版社/著者からの内容紹介
宮部みゆき氏絶賛!!!
手強い商売仇を送り出してしまったものです。(本書解説より)
犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、
刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。
だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。
処刑までに残された時間はわずかしかない。
2人は、無実の男の命を救うことができるのか。
江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。


コレは面白い。
限りなく★9個に近い。


コレだよコレ!
「模倣の殺意」になかったものは。


もう読み始めの数ページでこれはヤバイなと思った。
グイグイ引き込まれる感じ。


ページをめくるのではなく、めくらされる感覚。


魅力的な登場人物、よく練られて飽きさせないストーリー、
シーンが浮かぶ丁寧な描写、そして見事なエンディング。


さすが審査員満場一致即決で江戸川乱歩賞を受賞しただけのことはある。


イチオシ。

13階段 (講談社文庫)

13階段 (講談社文庫)