オヨビでない奴。

gougejp2005-12-01

今日Yahoo!ニュースにこんな見出しが。


「事故死のアイドル弟デビュー」


なんか見た瞬間ピンと来ちゃってね。


「このアイドルってもしかしたらアイツかな?」
とか思って開いたら、


当たった。


高橋良明の弟がデビューするんだって。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051201-00000019-spn-ent


知ってるかな、高橋良明


昔好きだった「うちの子にかぎって」でね、
結構イイ役やってたんだよね。


特に柳葉敏郎が出てたスペシャルね。
泣いたね、アレは。


うちの姉ちゃんとかもすげぇファンで、写真集とかCDとか持ってたのな。
結構レアだと思うけど・・・。


しかもバイクで事故ったのが通っていた中学のすぐそば。


なんだか他人とは思えません。
(思い込み)


それにしてもこんなタイトルだけで誰だかわかっちゃったなんて、
ちょっとビックリ。



しかしリバーフェニックスにしても高橋良明にしても、
(かなり違うけど)
これからって時に死んじゃった俳優って、
何年経っても思い出すと残念な気分になるね。


生きてたらどんな役者んなってたんだろうなぁ。



奥泉 光 著 「鳥類学者のファンタジア」 読了。
★★★★★☆☆☆☆☆


鳥類学者のファンタジア (集英社文庫)

鳥類学者のファンタジア (集英社文庫)


長かった・・・_| ̄|○
総ページ数750ページくらい。
普通なら上下に分けるだろ、っつうくらいのボリュームで
まぁそう考えるとちょっとお得。


人形町のとある本屋でね、
平積みでタテ4冊xヨコ4冊くらいに並べられてて。
もうとにかく絶対この本をオススメしたい!
っつぅ店員の気迫を感じたの。
(他の店ではなぜか殆ど見つからない)


んで、さらに店員の紹介カンバンもたっていて、
「面白い小説を読みたいならコレを読め!!」みたいな。


もうそこまで言われたら買っちゃうでしょ?


序盤からワリとファンタジー色が強くて、
どこまでが現実でどこまでが空想の話なのか
行ったりきたり。


で、はっきり言ってとっつきにくかったんだけど、
主人公のシャベりがなんとも面白いのと、
他の登場人物もなかなか魅力的で、
なんとかジワリジワリと読み進んでったわけ。


で、なんでタイトルに「鳥類学者」とあるのか、とか、
主人公の目的はナニカ、とか
ソモソモ一体この話は何の話なのか、とか


いろんな疑問がなかなか解決しないままラストまで行くんだけど、
ラストでなんか全てが怒涛のテンポで一気に明らかになって
最高のラストシーンへと続いていく。


最後の最後で「面白かった!」と思える感じ。
(ようやく)


でもジャズが好きな人には超オススメ!


俺も遥かむかぁ〜しトランペットやトロンボーンをやってて、
その影響もあって、ジャズが結構好きなんだけどね、


オレの場合、譜面通りに演奏するのは上手かったんだけど、、
アドリブとか作曲とか全然できなくて、
それはつまり音感とか音楽的な才能とかが完全になかったわけ。


よってもってコード進行に沿って(しかも複雑)
それぞれがアドリブをカマしてくジャズなんて全く演奏できなかったし、
きっとジャズのほんとの魅力なんてわかってねーんだろうな、
なんて思ってたわけ。


で、この本を読んだら、
ジャズをやってる人はなるほどこういう風にジャズを聴くのか、とか
おおジャズのセッションをするって、こういカンジか!
みたいなのがなんかリアルにわかるシーンがあるわけ。


そこだけでもオレにとっては十分読む価値があった。
(やっぱりわかってなかったっつうのが良くわかった)


きっと音感ある人、ジャズやってる人が読んだら
もっとずっと面白いハズ。