絵描き。
なんだかあんまテレビのことばっか書くのもアレなんだけど、
またヨカッタんだよねホント。
昨日の情熱大陸。
絵描き、下田昌克さん、
http://mbs.jp/jounetsu/index2.html
この職業を「画家」とか「アーティスト」でなく
「絵描き」って言ってるところに、
まさにこの人の人柄が出てるな、って思った。
30代になるまで全然売れず、
世界中を放浪して、いろんな人を描いていたんだとか。
とにかく似顔絵を描くスピードがスゴイ。
目で見たものをそのまま紙に写しとっていくような。
一瞬浮かんだひらめきを、忘れないうちに描きとめるような、
そんなスピード。
そして色使いが、またスバラシイ。
すごい鮮やかに、いろんな色を使って描く。
こんな色が人の顔にあったのか、みたいな。
そして何よりも、描いている時の満面の笑み。
はじめは警戒していた被写体も、
思わず楽しくさせちゃうような笑みと絵なのな。
思わず俺まで笑っちゃった。
テレビの前で。
で、この日のナレーションでね、
よかったシーンね。
スタッフ:「なんでいつも絵をかくときあんなわらってんの」
下田さん:(爆笑)「なんででしょうね」
スタッフ:「少なくても楽しんでんだろうね」
下田さん:「楽しいんでしょうね」
ナレーション:「楽しんでいた。
何よりも人生を」
絶妙でしたね。
あとね、極めつけが、最後に出てきた下田さんの写真集からの一文。
いろんな人にあった
いろんなことがあった
ぼくがいろんところで落っことしたうんこから
芽が出て花がさいたらうれしいと思う
楽しく生きるってこういうことなんだなぁ、って思った。