山野井泰史の情熱。

gougejp2006-06-14

先週の情熱大陸


楽しみにしていた山野井泰史だった。


この人の関する本は
「ソロ」
ソロ―単独登攀者・山野井泰史
「垂直の記憶」
垂直の記憶―岩と雪の7章
等読んだけれど、動く映像で目にしたのは初めて。



氷壁がどれだけ文字通り「壁」で、
そこを登るというのがどういう状態なのか、
(まさに垂直の氷の壁に人がポツンとはりついていた)
指を失った手でクライミングするということ、
映像を見て初めて理解した。


そして
完全に目の見えない状態で奥さんを助けながら
下山したエピソードをたんたんと話す山野井さんが、
本の印象そのままで、


とにかく純粋でひたむきな情熱が伝わってきた。


こんなに静かで熱い情熱ってスゴイ。


まさに青い炎といった感じ。



ただ山野井さんの場合、ものすごすぎて、
そのものすごさが、30分の番組では伝わりきらないところが
ちょっともどかしかった。


できればこの情熱大陸のスタッフで、
取材時間と放送時間をタップリとって、
山野井さんの特番を作って欲しい、


そして、



山野井さんはアンガールズの田中にちょっと似てる、



とか思った。




・・・すみません_| ̄|○