山野井泰史の情熱。
先週の情熱大陸、
楽しみにしていた山野井泰史だった。
この人の関する本は
「ソロ」
「垂直の記憶」
等読んだけれど、動く映像で目にしたのは初めて。
氷壁がどれだけ文字通り「壁」で、
そこを登るというのがどういう状態なのか、
(まさに垂直の氷の壁に人がポツンとはりついていた)
指を失った手でクライミングするということ、
映像を見て初めて理解した。
そして
完全に目の見えない状態で奥さんを助けながら
下山したエピソードをたんたんと話す山野井さんが、
本の印象そのままで、
とにかく純粋でひたむきな情熱が伝わってきた。
こんなに静かで熱い情熱ってスゴイ。
まさに青い炎といった感じ。
ただ山野井さんの場合、ものすごすぎて、
そのものすごさが、30分の番組では伝わりきらないところが
ちょっともどかしかった。
できればこの情熱大陸のスタッフで、
取材時間と放送時間をタップリとって、
山野井さんの特番を作って欲しい、
そして、
山野井さんはアンガールズの田中にちょっと似てる、
とか思った。
・・・すみません_| ̄|○