「1985年の奇跡」


五十嵐 貴久 著「1985年の奇跡」読了。
★★★★★★☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)

おニャン子に夢中だったあの頃。僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた!
夕やけニャンニャン』を見ること以外何のヤル気もない僕らが、
アイツのおかげでひょっとしたら甲子園に行けるかも!ってマジ!?
―山あり谷あり、笑いあり涙ありでページをめくる手が止まらなくなる
青春小説の傑作だ。


いよいよ暑くなってきて、
もう夏寸前ってカンジなので、
とにかくサワヤカな本が読みたくて手に取った。


まぁ設定とか、最後のエピローグとか、
もう青春小説の王道で、使い古された感は否めないながらも、
著者(主人公)の語り口は軽快で巧妙で、
おもわずちょっと感動しつつ、読みきっちゃう。


当初の目的どおり夏らしいサワヤカさも味わえるし、
やっぱこの時期こういうの1冊は読んどくとイイかも。


しかしほんと夏っていいなぁ。(スーツじゃなきゃ)

1985年の奇跡 (双葉文庫)

1985年の奇跡 (双葉文庫)