RENT。
土曜日にかねてから観たかった「RENT」のDVDを観た。
もともとはトニー賞やピュリッツァー賞など、
演劇賞を総ナメにしたというブロードウェイのミュージカルで、
今回「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバスが完全に映画化したとのこと。
もともとこの映画の中で使われている曲のいくつかをレコードで持っていて、
それがサイコーにいい曲だったので、かなり期待してたんだよね。
物語の舞台はNYのマンハッタン。
日々の家賃(RENT)も払えない若者達が、
エイズや同性愛なんかの悩みを抱えつつ、
成功や愛を求めて必死に生きるドラマ、っつうわけなんだけど、
なんつってもやっぱり曲がどれも最高。
そして当たり前だけどキャストの歌が超うまい。
ほんとにうまい。
いい声してんだコレが。
主人公達の何人かがHIVに感染していたり、
ドラッグに溺れていたり、
扱っているテーマは重いんだけど、
それらの歌がみんなアッパー系(ロック)で明るくて、
また主人公達の毎日もスゴク明るいので、
なんだか心の中にまっすぐ抵抗なく入ってきてしまって、
見終わった後でずーんと考えさせられる。
なんにしてもミュージカルの「完全」映画化なので、
ミュージカルが苦手、って人はあんま楽しめないと思う。
(いきなり歌いだしたりするシーン多数)
逆にミュージカルが好きなら絶対楽しめます。
俺は映画を観てミュージカル版をどうしても見に行きたくなった。
生でこの歌を聴きたい。
それからこの映画を観て、歌の意味がわかって、
あらためて持っている、
”Seasons of love"
が好きになった。
持って行くつもりなかったけど、
やっぱり金曜日かけようかな。