バリ日記2007。(六日目)


11/16(Fri)


ついにロンボク最終日。


前の日にガイドのジョーが、


混んでて波に乗れないのは見ていてかわいそう。
せっかくの最終日だから早起きしてすいてるうちに入ろう、


と言っていたので朝ごはんは抜き。


6時起き、6時半に迎えに来てもらう。


コレでも日本に比べりゃ全然遅いのに、
もはや島の時間に慣れてしまったワレワレにはかなりツライ。


そしてさすがに毎日コレだけサーフィンしてると
疲れもかなりたまってきた。


なによりも日焼けがヤヴァイ・・・
さすがに俺の肌も限界に近づいている。
すでに腕の色は完全にバリニーズ。


今日も雲ひとつない晴天。
殺人的なロンボクのヒザシが容赦なくオデコにつきささる。



まぁとはいえこんな楽園みたいなとこでサーフィンできるのも
今日で最後だっつうことで気合入れて出発。



と、思ったら
前日よりさらに波のサイズはダウン。


みんなで相談した結果、
途中通ったカメポイントが小さいけど形はよく、
とにかく今日は人がいないことが重要、
ということでカメポイントへ移動することに。



カメポイントにつくと他のサーファーは誰もおらず、
およそ2時間貸切状態!


船長(コドモみたいな顔しててただいまサーフィン特訓中)
と俺ら3人で乗り放題。


ワイワイ言いながらビデオ撮影してもらう。


波は湾状に割れていく感じで、
レギュラーは思ったより短かったけど、
リーフだからきれいに崩れるし、
セットはまぁまぁ遊べる。


とにかく空いてて超楽しい。


やっぱりロンボクのサーフィンはこうでなきゃ。



俺らが上がる頃にオージーのおっさんがやってきて、


海の中はおっさん一人に。


なんとこのポイント一人占め。


しかも乗ってきた船も帰してしまって、
大海原の中に一人ポツンの波待ち。


なんとも羨ましい光景だ。



「どうだこのやろうっ!」



って顔で手振ってくれた。



途中、ケンさん一行を乗せた船とすれ違う。


ちょうど帰るとこだと告げると、心からがっくりきたジェスチャー


なんだかその姿に感動した。


てっきり昨日の夜は社交辞令で


「明日写真撮りにいってやる。」


って言ったのかと思ってた。


残念・・・。







昼ごはんを食べて一度ノボテルに戻る。


ガイド以外のLakuenの人々とはここでお別れ。
みんなまた来てねーと手を振ってくれる。


レンディは特に寂しそうだった。








出発までちょっと時間があったので
パッキングの後プールでのんびり。


毎年この帰る日だけノボテルを満喫してるな。
ちょっともったいない。






空港までの途中、
ジョーがうまい馬鍋の店があるから寄っていけ、という。


ロンボクの街中のかなりローカルな馬鍋屋。
とにかく店の中が汚い・・・


テーブル、イスももれなく汚れていて、
出てきた馬鍋の見た目がこれまたパンチが効いている・・・


ジョーがケチャップを入れるとウマイヨ、なんていいながら
ドボドボなにかかけ始めた。



っつうかそのケチャップ真っ黒なんだけど・・・



Lakuenで昼飯も食っちゃったし、
ジョーには申し訳ないけど、
俺は遠慮しちゃった。


やさしいE冶さんはがっつり食っていたけど、
コレが後で・・・





空港についてジョーともお別れ。


体に気をつけて、と言ったらジョーもちょっとウルウルしてて。


なんだかLakuenのルリ子さんもケンさんもレンディもジョーも、
こうやってどんどんココにまた会いたい人が増えていって、
情がどんどん移っていって、


正直ロンボク以外のとこもいいかなぁ、
去年と同じとこっつうのもつまんないなぁ、
なんて思ってたけど



やっぱり来年も来たい



と思ってしまう。



この出会うヒトビトの魅力がロンボクの魅力、バリの魅力で、
ハワイにはないものだと思うなぁ。


いつまでもこうあって欲しい、と切に願う。


やっぱり2時間待たされてデンパサールへ。


ロンボク帰りだとやっぱりバリは大都会。
とにかく走ってる車がキレイ。


ホテルまでの途中インドネシア料理屋で夕食。


バリで初めてカレーを食べたけど、
なかなかうまい。


E冶さんはあんなもの食った後なのに
真っ赤なかなりキョーレツに辛いカレーを食べていた。







今日の宿はソフィテルスミニャック


なんと五つ星!


男3人で五つ星っつうのもアレだけど、
コネで激安にしてもらったので。



部屋の準備ができるまでビーチのバーで一杯飲むことに。


さすが五つ星ホテル。
バーまではカートで送ってくれる。


どんだけ広いんだよ・・・


なんともロマンチックなバーにつくと、
ドリンクは日本並の価格。
ロンボクとのギャップが・・・


そして当然のごとくバンドは生演奏。
ハワイアンやらオールディーズやら、
ほんとにハワイにいるみたいなリゾート感。


しばらくすると俺らのテーブルにもリクエストを聞きに来た。


なかなかいいのが思いつかず、
ラテンを頼んだら
ゴソゴソ相談した後に


「ベサメ・ムーチョ」


の演奏が始まった。



ロマンティックなバーに響く


「ベ〜サ〜メ〜〜、ベ〜サ〜メム〜チョォォ〜〜」


の歌声。


その前で神妙にうなづくミソジも過ぎた男3人(短パン)(ビーサン)・・・



周りの人ゴメンナサイ。。





案内された部屋はGrand Delux Room。


豪華なバスルームにベッドの寝心地はさすがでした。



シャワーを浴びて本日もイキナリ失神。