旅人ホーボージュン トークショー@Patagonia

gougejp2008-01-17




昨日の夜は大学の先輩の好意により、
アウトドア・ライター(旅人)のホーボー・ジュンさんの
トークショー@Patagonia神田へ。


ホーボーさんProfile
http://www.nikkei.co.jp/style/hobo/profile.html



20:30に会場へ行くと、
さすがさすらいの旅人
ホーボーさんのトークショーだけあって、
平日にもかかわらずスーツ姿の人はほとんどおらず、
みなさんかなり自由な格好です。


っつうかかっちりスーツの俺らはぶっちゃけアウェイ・・・。


そりゃそうか。



トークショーは大きく、


1.南米Patagoniaの旅のスライドショー、
2.鹿児島→沖縄セイリング・カヤックチャレンジのムービー
3.トークショー、旅におけるウェアリングのコツ、道具選び
4.旅で撮った子供とか空とか犬の写真のスライドショー


の4つの構成に分かれていたけど、


もう最初のPatagoniaの写真がイキナリど肝をぬく素晴らしさで、
特に最後の方で観たオーロラのような朝焼けの写真は鳥肌モン。


その後のカヤックムービーは多少間延びした感があったものの、
(ムービーってやっぱり難しい)
3番のウェアリングの話はほんとに実践的でタメになったし、
4番の写真はこれまた最高に心をユサブル写真&言葉ばかりで、


まったくサイトーでした。



そして何よりスライドを見せながらのホーボーさんの話が、
とにかく純粋で、シンプルで、


ほんとに少年のような人っつうか少年そのものだった。



ホーボーさんいわく、
ホーボーさんは英会話はダメだけどそんなの関係なくて、
出会うべくして出会った人とは必ず仲良くなれるものだ、とか。


世界中の子供や犬と仲良くなるのに言葉がいらないのは、
彼らはその人が自分のことを好きなのか、怖がっているのか、
自分とめぐり会ううべくして出会っているのか、
一瞬で分かってしまうからなんだとか。


そして、
人はめぐり逢うべき人とは、かならずどこかでめぐり逢えるようになってる、と。



なんだかそんな話を聞いてたら、
今までに出会って今自分の周りにいる人のこととか、
これからどんな人と出会って行くんだろうとか、


ヒサビサにこの先生きてくことにドキドキした。
(オッサンだけど)



こういう世界の人だから決して話上手なワケではないけれど、
ホーボーさんのメッセージはガツンガツンと
しょっぱい32歳のサラリーマンの胸にも響きましたよ。



生きるということは本来シンプルで簡単なこと。とか、
旅に出ると最低限何が必要なのか、
その度にリセットすることができる。とか。


旅に行っても行かなくても、
どっちみちすぐに今日は明日になって
1月は2月になって、
冬は春になって、
じいさんになって死んでく。
だから迷ったら行っちゃえばいい。とか。


とにかく明日からでも旅に出よう。とか。
旅に出るのに決して大げさな準備なんていらない。とか。
(実際ホーボーさんが見せてくれた写真のパタゴニアで出会った女性は
 テントもバックパックも借り物で、足元はコンバースのスニーカーだった。)



日常の中にも旅がある。とか。



つまり旅するように生きよう。とか・・・




終了後の「天狗」で、早速旅のプランが続々とわいてきちゃった。
屋久種子島トリップとか白神山地とか
グレーシャーとかイエローストーンとか・・・


っつうか今日まっすぐ会社に来れたのはもはや奇跡。



よい夜だった。


誘ってくれてありがとう!