「世界最速のインディアン」

ずーっと気になっていた、
「世界最速のインディアン」をようやく観た。

なんか気分がそっち系だったので。

ニュージーランドに住むバイク好きのおじいちゃんが、
長年の夢をかなえるためにアメリカユタ州の塩湖で行われる
最速バイクレースに、時代遅れのバイクで挑戦する、というオハナシ。

１９２０年型のインディアン･スカウトというそのバイクも
むちゃくちゃかっこよくてかなりシビれるけど、
（特にハンドルの位置、乗車姿勢が。）
そのほか６０年代の街の風景とか、車も相〜当シブい。

そして、全体を通じてなんだか映像の色がウツクシイ。

ぶっちゃけ予告で観た、

真っ青な空の下、真っ白な塩湖の上を真っ赤なバイクが疾走してる、

その風景だけ観れれば満足だったんだけど、

ストーリーも役者もとても良かった。

実話から映画向けにどれだけ脚色されてるのかはわからないけど、
とにかくイイ意味ですべてがベタで、
ハッピーでハートフル。

期待を裏切らない。

そのベタさ加減が嫌味じゃないのも、
やっぱり主演のアンソニー･ホプキンスの力だな、コレは。

確かにこんなおじいちゃんがいたら、
みんな思わず見方になりたくなっちゃうだろうね。

この時代ならなおさらのこと、か。

ちょっと俺の大好きな、
「ストレイト・ストーリー」
を彷彿とさせるようなロード・ムービーだけど、
「ストレイト・ストーリー」よりも
ちょっと単純で明るくて

そして爽快な映画です。

風邪で寝込んでる時など特におすすめｗ

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